病院薬剤師の仕事内容とは

患者さんが安心して薬物治療を行えるように・・・

病院薬剤師の仕事内容とは

病院薬剤師の主な業務は、調剤や服薬指導となります。その他の業務として、医薬品の管理・供給、薬歴の管理などが挙げられます。 病院において薬剤師は、医薬品の保管と購入、各部署への医薬品供給などを担い、特に品質管理は万全を期さなければなりません。

加えて、血液を原料とする医薬品の管理は特に厳しく、患者さんに使用した医薬品の製造番号や投与量などを長期間厳密に管理することとなります。管理期間は10年となっており、情報については日単位・月単位・年単位での管理を行う必要があります。

病院薬剤師は、医師や看護師をはじめとした医療従事者に対し、薬の専門家として、薬品の最新情報や知識を的確に伝達・指導する役割も担っています。中でも、抗生物質や臓器移植に用いる免疫抑制剤、痙攣を止める薬などは、医師と一緒に協議をし、患者さんにとって最も安全かつ効果的な薬物治療を行えるよう、最善の努力を行う必要があります。

また、病院薬剤師と調剤薬剤師の業務の大きな違いは、治療のための注射薬の調剤業務の有無です。病院薬剤師は、注射薬の投与量や経路・期間・速度などを処方箋で確認し、的確なチェックを行ったうえで、無菌室での調剤を行います。

注射薬は、混合することで区しりの効果が低下してしまったり、濁ってしまったりすることがあるため、事前にそれらのチェックを行うことも重要となります。

病院薬剤師の気になる給与相場ですが、新卒の初任給は月21~25万円程度、初年度の年収は300万円~350万円程度と言われています。調剤薬局や製薬会社勤務と比較して、取り立てて高い給与水準とはいえませんが、勤務先によっては夜勤がある場合があり、夜勤手当を含めると、年収が30~50万円程度UPするケースも見られます。

病院薬剤師の大きなメリットの一つは、やはり、他の職場では身に着けられないスキルを積むことがある点にあります。また、国公立病院勤務となると、公務員扱いとなるため、安定した収入を確保できるという利点もあります。